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遠近両用メガネで運転できるのか?

遠近両用メガネを買う前の不安として、最も聞かれるのが「運転できるか?」だと思います。
普通のメガネは、レンズ全面がひとつの焦点でできているイメージですので、どこで見てもピントの合う位置は固定されています。それに対し、遠近両用メガネレンズは、別名「多焦点レンズ」と呼ばれるように、見る場所に寄ってピントの合う位置が変化します。

つまり、今まで見えていたものがボケる、ニジむ現象が起きます。これが「運転が怖い」に繋がります。

この怖さ、実は加入度という度数に大きく影響を受けます。そして、この加入度は年齢によってほぼ決まるので、年齢幅別に解説します。

以下の年齢幅別ボタンを選んでください。年齢範囲別の解説です。ご自分に当てはめてみてください。

52歳まで 53歳から56歳まで 57歳から60歳まで 61歳以上
52歳までの遠近両用メガネ:運転はほぼ大丈夫
結論から言うと、安物レンズを選ばない限り、ほぼ大丈夫だと思います。見える範囲イメージは、下図の「A」になります。

クラスA クラスB クラスC

  • サイドミラーを横目で見ようとすると、「見えない」と思われるでしょう。それ以外では、さほどの怖さは感じられないと思います。
  • 普通は、一般的な標準タイプのレンズで構いませんが、私は神経質だからと言う方は、近くの見える範囲が狭くなることを覚悟した上で、「遠方優視型」を選んでください。

原則、3プライス店を除く上位店舗が候補です。個人差・店舗差は、普通のメガネの数倍出てしまいます。地元で信頼感があるとされている店舗、大手チェーン店等を基準に選んでください。どうしても3プライスじゃないと嫌な方はZOFFで。

仕事用なので、できるだけ楽に見たいはずです。近くの見え方はある程度捨てて、「遠方優視型」・「運転用」に設計されたレンズを選んでください。店舗に行く前に、「遠方優視型・運転用の遠近両用レンズの扱いはあるか?」を確認することをお勧めします。それなりのレンズ性能が必要だと思います。下記をご参考に。

遠近レンズ評価

53歳から56歳までの遠近両用メガネ:運転は要注意
結論から言うと、多くの方が不安に感じ始めます。見える範囲イメージは、下図の「B」になります。

クラスA クラスB クラスC

  • サイドミラーを横目で見ようとすると、ボケる確率はかなり高いです。これはマズイぞと思う方が大半になるでしょう。
  • 廉価版と言われたり、設計の古い遠近両用レンズはお勧めしにくくなります。できるだけ安価でと言うことでしたら、近くの見える範囲が狭くなることを覚悟した上で、「遠方優視型」を選んでください。

原則、3プライス店はお勧めしません。個人差・店舗差は、普通のメガネの数倍出てしまいますが、地元で信頼感があるとされている店舗、大手チェーン店等を基準に選んでください。店舗に行く前に、「遠方優視型・運転用の遠近両用レンズの扱いはあるか?」を確認することをお勧めします。

仕事用なので、できるだけ楽に見たいはずです。近くの見え方はある程度捨てて、「遠方優視型」・「運転用」に設計されたレンズを選んでください。店舗に行く前に、「遠方優視型・運転用の遠近両用レンズの扱いはあるか?」を確認することをお勧めします。それなりのレンズ性能が必要だと思います。下記をご参考に。

遠近レンズ評価

57歳から60歳までの遠近両用メガネ:運転は相当注意
結論から言うと、多くの方が不安に感じ始めます。見える範囲イメージは、下図の「C」になります。

クラスA クラスB クラスC

  • サイドミラーを横目で見ようとすると、ほぼ確実にボケます。これはヤバイぞと思う方が大半になるでしょう。
  • 廉価版と言われたり、設計の古い遠近両用レンズは運転用として不向きです。できるだけ安価でと言うことでしたら、近くの見える範囲が狭くなることを覚悟した上で、「遠方優視型」を選んでください。

    もう一点。買い替えが条件ですが、「53歳から56歳」で掛けていたメガネを「運転専用」として使うことをお勧めします。この場合、新しいメガネは運転の要件を外して選ぶことになるので、仕事・趣味・生活パターンを重視して買ってください。2本使いになりますが、コストは節約できます。

原則、3プライス店はお勧めしません。個人差・店舗差は、普通のメガネの数倍出てしまいますが、地元で信頼感があるとされている店舗、大手チェーン店等を基準に選んでください。店舗に行く前に、「遠方優視型・運転用の遠近両用レンズの扱いはあるか?」と「最新型のレンズはあるか?」を確認することをお勧めします。

仕事用なので、できるだけ楽に見たいはずです。できれば、「運転専用」の遠用メガネ(遠近ではないメガネ)を持たれることをお勧めします。

少しでも近くが見えたほうが良いということでしたら、「53歳から56歳」で掛けていたメガネを「運転専用」として使うことをお勧めします。この場合、新しいメガネは運転の要件を外して選ぶことになるので、趣味・生活パターンを重視して買ってください。2本使いになりますが、コストは節約できます。どうしても1本で過ごしたいなら、ハイレベルレンズが条件になります。下記をご参考に。

遠近レンズ評価

61歳からの遠近両用メガネ:運転はかなり注意
結論から言うと、多くの方が不安に感じると思います。見える範囲イメージは、下図の「C」より狭くなります。

クラスA クラスB クラスC

  • サイドミラーを横目で見ようとすると、ほぼ確実にボケます。これはヤバイぞと思う方が大半になるでしょう。
  • 廉価版と言われたり、設計の古い遠近両用レンズは運転用として不向きです。「遠方優視型」でも不満が残る可能性が出てきます。

    もう一点。買い替えが条件ですが、「53歳から56歳」で掛けていたメガネを「運転専用」として使うことをお勧めします。

    この場合、新しいメガネは運転の要件を外して選ぶことになるので、仕事・趣味・生活パターンを重視して買ってください。2本使いになりますが、コストは節約できます。
    「運転専用」の遠用メガネ(遠近ではないメガネ)を持たれることも視野に入れてください。(それこそ3プライスでもかまいません。)

原則、3プライス店はお勧めしません。個人差・店舗差は、普通のメガネの数倍出てしまいますが、地元で信頼感があるとされている店舗、大手チェーン店等を基準に選んでください。店舗に行く前に、「遠方優視型・運転用の遠近両用レンズの扱いはあるか?」と「最新型のレンズはあるか?」を確認することをお勧めします。

低価格レンズで、運転と新聞をカバーするのはほぼ不可能な条件なので、それなりの予算をご用意ください。

仕事用なので、できるだけ楽に見たいはずです。できれば、「運転専用」の遠用メガネ(遠近ではないメガネ)を持たれることをお勧めします。

少しでも近くが見えたほうが良いということでしたら、「53歳から56歳」で掛けていたメガネを「運転専用」として使うことをお勧めします。この場合、新しいメガネは運転の要件を外して選ぶことになるので、趣味・生活パターンを重視して買ってください。

2本使いになりますが、コストは節約できます。どうしても1本で過ごしたいなら、ハイレベルレンズが条件になります。下記をご参考に。

遠近レンズ評価

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